2021着狂い振り返り③靴

履くのならばこだわりたい。

 

これの続き。

2021着狂い振り返り②古着漁り - 器用貧乏の備ん忘録

 

■あらすじ

物持ちがいいおじさんが、入れ替え時期に生活の変化と収入増を理由に15年ぶりのファッションバーサーカーになった振り返り。

 

前回は古着祭り。

 

今回は想定外である、靴について。

 

私は常日頃、裸足人間である。家でスリッパや靴下を履かないのはもちろん、ちょっとそこまで、であれば裸足にクロックス、嫁との約束がなければ一年中どこに行くのもクロックス、裸足での生活であった。

嫁との靴に関する約束は「電車に乗る時はクロックスNG」の1点。なので、夏でも電車で出る場合は靴を履く必要がある。そのため、ある程度TPOに合わせられるよう数は持っていた。

が、流石に夏に靴を履くのが嫌だったこと、また娘と遊ぶのに汚れてもいい靴が無かったことから、2021は靴を探し続けた年でもあった。

 

振り返ると、スニーカーを3足処分して、全体で3足靴を買っている。入れ替えとは。

 

①夏用のサンダル

課題点は、夏に電車で出る時に裸足で履ける靴を持っていないことだった。俗に言うスポサンが嫌いで、クロックスとビーサンだけ持っていたのだが嫁からNGが出たので、靴を履かざるを得ない状態だったのだ。

そこで、長いこと妥協点を探していたのだが、ある時campfireで出ていたプロジェクトを見つけて嫁に見せると、あっさりとOKが出たので購入の運びとなった。

【公式】アボリジェンサンダル - aborigensandals.jp

元々気になっていた「ベアフットランニング用サンダル」だったのだが、なかなか見つけることが出来ない中でポッと出てきた。

歩き方が変わるので初めは戸惑ったが、慣れてくるとほぼ裸足で歩く感覚でビーサンを履いている感じなので、楽しくなって来た。また1シーズンでも履いていく中で馴染んできたので、次のシーズンが更に楽しみ。1万円。

 

②デニム用のスニーカー

2019年の誕生日、オフィスカジュアルが進んできたことでデニムが欲しくなり、また以前からずっと気になっていた生デニムへの欲求と相まって嫁にデニムを買ってもらっていた。オンオフ問わず履いていたのだが、オフの靴は元々持っていたスニーカーで過ごしていた。が、4足あったスニーカーが劣化で3足潰したので、新しく1足欲しくなってしまったのだ。

 

ところで、私は元々NIKE党である。足の幅が広いためにスニーカーに悩んだ時期もあったのだが、中学生になって自分で靴を選ぶときからずっとNIKEのサイズに合わせて来て、ジョーダンシリーズを買ってもらったり、高校時代はド定番のAF1白白を5足ほど履き継いでいた。

大学に入ってファッションにブレが出たところから他のメーカーが気になり始めたが、そもそもスニーカー自体に興味は無いのでどれも同じに見えてしまった。気を衒ってvansやDCなどのスケーターを履いていたが、その中でも別格だったのがCONVERSEである。

NIKEのどっしりした安定感のあるフォルムに比べ、スタイリッシュな細身のスタイルは、ジャストサイズ信奉だった私をオーバーサイズに走らせるに十分だった。結果大学時代以降はしばらくCONVERSEを何足も履いていたものである。

 

社会人になり、オンオフが明確になったところでオフの靴を履かなくなってしまい買うことはなかったのだが、いざ買おうとなるとやはりCONVERSEである。NIKEは手持ちダンクハイ青白で満たされている。

どうしようかなーと日々色々見ていたのだが、原宿に行った時に、CONVERSEのショップを見つけてしまったのだ。

買った経緯は以下の記事を参照。8000円。

12/1日記 結婚記念日 - 器用貧乏の備ん忘録

買ったものはこれ。

【コンバース公式通販】ブレイクスター SK CV OX/BREAKSTAR SK CV OX(ネイビー/グレイ/ブラック) | CONVERSE ONLINE SHOP

 

③娘と遊ぶ用の靴

本来であれば、前述のスニーカーが遊ぶ用とする予定だった。が、デニムに合わせて買ってしまったので出来れば綺麗に履きたい欲求が出てしまい、公園遊び等には履かないことに決めてしまった。

では遊ぶ用はどうしよう、となったところで出てくる諸悪の根源スマートニュースである。

こんな記事を見つけてしまった。

高機能でファッション性も抜群「ネイビーをまとった」ムーンスターの人気防水シューズ | VAGUE(ヴァーグ)

ゴム長靴なんて普段なら全然考えないのだが、色もフォルムもバンドも全てが好きな感じである。しかも安い。池袋で見れたので試しに履いてみると、吸い付くようになっていてとても履きやすい。そういえば雨用の靴は長靴しか無かったな、とか考える程の値段でもないので購入。結果、散歩で履いてもデニムでも合わせやすく、雨や雪や砂場遊びに大活躍。6,000円。

【MOON STAR×relume/ムーンスター】別注 EX 810s MARKE|JOURNAL STANDARD relume(ジャーナルスタンダード レリューム)公式のファッション通販|【21093465003430】- BAYCREW’S STORE

 

結果3足で2万円越え。買って後悔しているものは無く、全てが良い買い物だったと言い切れる。それは2021年に買った服全てに言えるのだが、2021年(後半だけ)で8万円程の投資になっている。中々のものである。が、私は物持ちがいいおじさんである。今年以降ここまでの買い物はしないだろう。

 

だが、最後の最後に一つだけ心残りがある。それは時計から始まる「アウトドア」のキーワードに引っ張られ、前回、10年前の着狂いの時は懐事情から購入を諦めていた、ブーツである。

何をトチ狂ったか、RedWingが頭から離れない。Timberlandで満足出来ると思ったら、まさかの嫁稟議落ちとなってしまい、更に掻き立てられている。

一度アメ横に行ってみないと収まらないのだろう。次の10年楽しむための投資なのだと思う。この着狂いの〆としてはふさわしい。